N様邸、既存の間取りについてです!
前回の記事で載せたこちらの間取り。

現状こういった間取りなのですが、
フルリノベーションする場合現状の間取りはゼロから考え直すことになるので、
関係ないといえば関係ないのですが、
マンションの場合、水回りはあまり大きく動かすことが出来ないということと、
上下階を繋いでいる配管が通っている「PS」(パイプシャフト)と書かれている場所は
撤去したり、移設したりすることが出来ないため、
間取りを検討する上で重要な部分になってきます。
今回の場合、PS(パイプシャフト)はこの位置に。

キッチンの上のクローゼットの中に柱があり
その中にPSがありました。
キッチンの排水管はここに繋がっています。
この場合、キッチンをたとえば90度回転させて対面キッチンにしたりすることも
出来ますが、
排水管を伸ばして、お水が流れるよう勾配をつけることになるので、
キッチンの床に段差がつきます。
キッチン以外の水回りの排水は全てトイレの中のPSに繋がっていました。
大体のマンションで、2・3ヶ所のPSがあって、
それぞれ上下階で繋がっていることが多いです。
そして、間取りを考える上で
もう一つ重要なのが取れない壁。
前回の記事で書いたように、このマンションは壁式構造なので、
コンクリートの取れない壁があります。
その壁がどこにあるのか?この間取り図では判断ができないのですが、
実際にはここにありました。

青いラインが取れない壁で、
壁をつなぐように、点線部分に梁が入っていました。

写真はキッチンの下の壁と梁です。こんな風に壁と梁が門型になっています。
この壁や梁は何があっても解体することはできないので、
ある前提で間取りを考えていく必要があります。
でもやっぱりコンクリートの空間、渋くていいですね〜。
マンションの決められた箱の中で工夫して空間を作っていく作業が大好きです。
次回ご提案の話しに続きます!