これまで色々書いてきました「house O」。
現在工事中なのですが、
現場の写真も順番に載せていきます。
こちら解体時の写真。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67471576/picture_pc_b5433357c6a3a3ac5a228a51e0bed1e6.jpg?width=800)
少し衝撃的な写真ですが、
フルリノベーションの場合は大体こんな風に、
もともとの壁の下地だった木材やプラスターボードと言われる
石膏ボードだらけになります。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67471585/picture_pc_ba8160ba5497eeefd27e20208f6ad0f4.jpg?width=800)
上の写真見ていただくと、
脚立の上に広い天井裏空間があるのが分かると思います。
こんなに天井の高い物件はなかなかレアです。
でも戸建ての二階建ての吹き抜けほど高いわけでは無いので、
程良く空間を開放的に見せてくれるいい高さでした。
そしてこれが、スッキリと廃材も全て処分した後。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67471786/picture_pc_f57e440971ae44a791de7a441bb5d8ff.jpg?width=800)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67471829/picture_pc_cc5a2a2aa246b54f2a755faaa542a350.jpg?width=800)
綺麗に勾配天井になっているのが分かると思います。
壁を取る事で奥の方まで外の光が入ってきていて、とても明るい。
ここまで解体が終わると、
そもそも計画している間取りやプランで問題が無いか?
細かく確認していきます。
要は、壁や天井を解体するまでは確認する事が出来ない部分というのがあり、
その確認作業をしています。
今回、解体をしてみて初めて分かった点として大きなポイントだったのが
「梁」。
例えば、この赤い矢印の梁ですが、
黄色い柱に対して中心に梁が通っていると想定していたのですが、
![スクリーンショット (2286)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67472451/picture_pc_1a9d913c5eda5f997adba9b66f3abb54.png?width=800)
実際は柱に対して右側に寄って梁がついています。
こういうのも、梁に対して壁を立てる上で
梁の位置というのは重要なのですが、
ここは梁の位置に対して、予定していた壁の位置を少し変更して対応しました。
細かい部分なので実際は特に問題では無いのですが、
こういった細かい積み重ねが完成した時の「全体のバランス」に関係してきます。
もう一か所、実はこの梁も
想定していた位置よりも実際は少しずれており、壁の位置を調整したりといった対応をしました。
![スクリーンショット (2287)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/67472795/picture_pc_cb043adac833a3af2cb0cee54ea7365a.png?width=800)
こういった解体後の確認作業はリノベーションではとても大切。
常に臨機応変に、現場が想定と違ったとしても、
じゃあどんな風にすると最善か?検討しながら進めていきます。
「house O」まだまだ続きます!