mille-feuilleが考える参考間取り
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今回は参考間取りの特徴である【回遊できる動線がある間取り】についてです。

回遊できるという事は行き止まりが無いという事です。
という事は人によっては、気分によっては様々な動き方があるという事です。
つまり家に飽きないという事です。

「自分たちが考えた家だから飽きません」っと言っても、
模様替えで雰囲気は変えれるかもしれませんが、動線は変える事は出来ません。
動線は二つ以上選択できる間取りは人間の思考として飽きは来ません。

また今回の参考間取りは人を呼ぶのに最適です。
今の様な時期に公園が目の前に広がる大きなバルコニーでみんなで食事をする事は
とても気持ちが良いでしょうね?
大きなバルコニーっていう事で人は呼びたくなりますが、
回遊できる動線が、玄関周辺とキッチンにある事がより重要になってきます。
沢山の人が来るという事は玄関は靴を脱ぐことで渋滞になりますが、
参考間取りでは渋滞は少なくなります。
またキッチンでは料理を配膳したり、食器を洗ったりしなくては行けないので、
ここでも人が渋滞しますが、
参考間取りでは渋滞は少なくなります。

今回は【物件が高価な場合は】という事でしたが、
良い間取りには【回遊動線があるとよい】という事もお伝えしました。
しかし回遊動線にも良くない部分もあります。
それは廊下が長くなる、部屋が狭くなるです。
回遊動線もただの廊下にしない事、
部屋が狭くなっても補う機能を別に設けるなどしないと、良くないという事です。

今回は既存間取りに対して必要最低限のアイディアで
どうやって楽しく出来るかの回答が回遊動線だったという事です。

また物件価格が高いから=ローコストにするという事でも無い事を最後にお伝えしたいです。

改めて間取りを考える時は様々な要因、要素が絡んできます。
mille-feuilleが考える参考間取りを通してわかって頂ければと思います。