今ご提案を検討している物件があり、
主人からプランが上がってくるのがとても楽しみです。
役割分担としては主人がプラン(間取り)を考えて、
私がそれに内装や照明計画を加えていく。
いつも主人のプランはわたしには思いつかないものばかりで、
素直に凄いなと思い、その案を本当にいいと思えるので、
早くお客様にご提案したくてたまらなくなる。
昨日の夜主人とこんな話をしていた。
「かずくんはこれまで2案提案した事とかある?」
会社員の頃は、私はたまにもし気に入ってもらえなかった時の為に、、と
別の案を用意していたりもした。
(会社からそういう指示がある場合もある。)
でも、主人は無い。と。
それは別の人間にならなきゃ出来ないよね、
もしくは、全く別の要望が無いと出来ない。と言ってた。
要するに、新築であれば
用意された敷地があり、その周辺環境があり、
お客様の家族構成、ご要望、問題点、そして理想像がある。
それに対して、その条件が変わらない限りは、
そこから導き出される答えは一つだ。
1+1+1=3以外にない。
という事と同じ。
もちろん他の設計士が考えれば答えは変わる。
考える人の数だけ答えがある。
その事を、「答えはない」とも言う。
別の人間にならないと、とはそういう事。
答えは無いけど、これしか考えられない。
と思えるまで考えた物をこれからもご提案し続けたいなと思う。