今年のスタートは京都からでした。
東の京都と書いて「東京都」
その語源になっている街、京都

古くから歴史があり、権力者がいて、争いもあって、町人がいた
日本人にとっては京都は無くてはならない場所かもしれません、

そんな京都で久々に訪れた場所が桂離宮です。
八条宮智仁親王時に造成が始まって、二代智親王時に成立しました。
皇族の離宮として造成が始まって現在も宮内庁が管理している
由緒ある場所です。

散策していて徐々に思った事は「粋である!!」という事です。

歩くために配置している飛び石がおかしい、完全に遊んでいる
今まで自然石であった飛び石が、結界の様な石によって、
幾何学の飛び石に代わっている。
しかも歩きやすさより、見た目のバランスだったり、歩くのを考えさせられたり、
とにかく手間がかかる事をやっている。
しかし手間がかかるからやりたくない、ではなくて
手間がかかっても遊びを忘れずに活き活きと仕事をしているのを感じる。

住む側がお任せでって言われたら、
作る側はさぼるんでは無くて、徹底的に真剣に遊ぶ!!
作る側は桂離宮に携われるという誇りを自覚して後世に残る様に、
徹底的に真剣に遊んでいた!! まさに粋!!

もっと自分も遊べる粋な計らいを出来る様に、
余裕と技術と誇りを持ちたいと思います、、